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D・BOXの基本的な原理

D・BOX工法

袋などに土を入れ上から荷重を加えると、袋が扁平し伸ばされるため、袋全体に張力が発生します。
その結果土の粒子が内側に押し付けられ土粒子間に摩擦が生じます。この張力を付加応力として発生した粒子間の摩擦力 という「のり」が、D・BOXの基本的な強度の源なのです。

D・BOXの振動低減のメカニズム

D・BOX工法

外部より振動が入力されると、ごく微量ですがD・BOXに変形が生じます。このときD・BOX内部の固化して
いる粒子が動こうとするため、更なる摩擦力が発生します。つまり、D・BOXは、振動エネルギーを摩擦エ
ネルギーに変換することにより、入力された振動を弱めているのです。

D・BOXの内部拘束効果

D・BOX工法

各種D・BOXの内部には、拘束効果を高め、振動低減効果や点荷重などにたいする強度増加を実現する
ための拘束具が設置されています。

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